SQL Serverにエイリアス(別名)で接続する
「別名」を使う事で、例えば本来インスタンス付きで「(local)\SQLEXPRESS」等で接続しなければならない場合、簡略化して「SQLSVR」等の別名でアクセスさせることが出来ます。
以下、「(local)\SQLEXPRESS」を「SQLSVR」として接続する例として示します。
操作方法
- サービスを開く
- 「SQL Server」と「SQL Server Browser」を起動
- スタートメニューより「SQL構成マネージャ」を起動
- 左ペインの「SQL Native Client XX.Xの構成」を開き、「別名」を右クリック
- 「新しい別名」を選択
- [サーバー]欄に「(local)\SQLEXPRESS」、[別名]に「SQLSVR」を入力
- 左ペインの[SQL Server ネットワークの構成」を開き、配下の「(インスタンス名)のプロトコル」を選択
- [共有メモリ][名前付きパイプ][TCP/IP]の状態が表示されるので、[TCP/IP]を「有効」にする
- Windows管理ツールの「サービス」を開き、「SQL Server(インスタンス)」と「SQL Server Browser」を再起動
- SQL Server Management Studioで接続テストし、問題なければ完了
注意
- Windows 8以降では「SQL Server 構成マネージャー」では見当たらず、検索ボックスから「SQLServerManager12.msc」で探すと起動できます(参考: